戸村水仙

最新単行本「慟哭ヒロイズム」の発売を記念して贈る、著者渾身の美麗巻頭カラーが登場★性の餌食となる万引き少女。しかしその本性は計り知れず、やがて大人たちは彼女に精を搾り取られていく！？

おとぎ話が大好きな理夢ちゃんは、王子様に憧れる夢見る乙女。そんな彼女の前にイケメンの王子様が現れるが、連れてこられたお屋敷にはイケメンと程遠い容貌の主がいて、性処理の奴●にさせられてしまう…。

その少女が手にしている数百円が募金箱の中に吸い込まれた時、ボランティアの青年は違和感を覚えた。〈世界中の恵まれない子ども達に愛の手を〉というキャッチコピーが示す今回のチャリティーは、文字通り、貧困にあえぎ、まっとうな教育を受けられない途上国の子供たちへの支援活動であるのだが、目の前の少女は、顔は傷だらけで目もうつろ、今しがた募金箱に放った小銭も、なけなしのお金に違いないと思わせるような印象を持たせる彼女に、青年は「君にこそ支援が必要ではないのかい？」という言葉を胸にしまいこむように、ただ、ありがとうございましたという定型文で、踵を返す少女の背中を見送るしかなかった。帰宅して、義父に傷だらけの顔を殴られる少女。今しがた募金した小銭は義父の弁当代で、その暴力行為は、弁当もお金も持たず帰ってきた少女に激怒した義父の一発であったのだが、その後も、二発三発と、無慈悲な制裁は収まることを知らず、さらには……！？

廃墟ビルの屋上で出会った女性・立華に自分の境遇を語る阿澄君。自殺を考えていた少年に、立華はいじめっ子も経験したことないことをしようと、彼に優しくキスをする。月明かり輝くその下で、ふたりは官能的なセックスを始めるのだった…。

欠損や四肢切断の動画が無数にはびこるとある深層ウェブサイト。その中で僕が見つけたのは、ひとりの日本人の少女が男たちの手によってバラバラにされる映像。すでに虫の息状態の彼女が腕や脚を切り落とされながらも、男たちに無理やり犯●れる姿にたまらなく興奮してしまう…その動画は偽物なのか、それとも…。

引っ込み思案な佐夜ちゃんは、放課後に他校の生徒に絡まれているところを片思い中の勇太君に助けてもらうが、その一件で彼は懲罰として退部にされてしまう。何とかして彼を助けようと顧問の先生へお願いするが、顧問は条件として佐夜の身体を求めるのだった…。